「よろよろ」でええねん!

歩道を歩いていると、後ろから『どいて』の意味で、「チリン!チリン!」と自転車のベルを鳴らされることがあります。あれが正直苦手で…。

歩道は基本的には人が歩くところじゃないかな、自転車は基本的には車道を走ってもらえると嬉しいな、という思いがあります。ただ、のんびり歩く自分にも非がありますし、車道を走るのは自転車にも車にも危険だとも感じるので、声高に言えません。

でも、自分が自転車に乗っている時には、後ろからベルを鳴らすことはせず、降りて自転車を押して歩くようにしています。歩く人に不快な思いをさせたくはありません。

先日、大阪を訪れ、そう広くはない歩道を歩いていました。やはり「チリン!チリン!」は全国共通で、ベルを鳴らして『どいて』を主張するおじさんもいました。なので端の方を歩いていると、「ごめんやでえ!」と声が。

振り返ると自転車に乗った、小柄なおばあちゃんが。止まって端の端までどいて、さらに体を道路と平行にして通ってもらいました。するとおばあちゃん!「ごめんなあ!おばあちゃん、よろよろやねん!」と笑って言いながらゆっくりと通り過ぎて行きました。

本当に、『よろよろ』という言葉があてはまる、今にも止まってしまいそうなスピードで。もうおかしくておかしくて。ベルに代わる大阪弁は、不快どころか大爆笑。

なんて可愛いおばあちゃん!こんな『どいて』なら、不快指数ゼロです。おばあちゃん、どうぞゆっくり走ってください…歩道を!